〜 勝利の引き寄せ方 〜











1.

  スポーツの本質




競技スポーツは単に勝敗を決めているだけではない






勝利の方程式








2.

  勝負強いのは誰?




「心技体」の真意


3.

  結果の方程式




結果は、素質、実力、運の3要素によって構成されている


4.

  運の方程式




運もコントロールできる部分がある


5.

  競技スポーツの真髄




引退を別の視点で考えてみる






プラス思考








6.

  プラス/マイナスの特性




スターウォーズはなぜ、勧善懲悪映画なのか?


7.

  プラス思考法の分析




プラス思考は、特別難しい事ではない


8.

  完璧主義者のプラス思考




完璧主義世界の非完全性






戦い方の心理








9.

  勝負の心理




勝者と弱者の心理


10.

  イメージ




イメージトレーニング


11.

  調整期間(テーパー)




試合前数週間 〜 レース当日の過ごし方






競技生活








12.

  スランプとは何か?




スランプが幻想である事に、気付いているか?


13.

  選手寿命




何歳くらいまでアスリートとしてやれるか?


14.

  成長戦略の見直し




年齢に適した成長戦略に練り直す


15.

  筋肉の性質と柔軟性




ストレッチは筋トレだ


16.

  アンチドーピングのススメ




なぜ、ドーピングをしてはいけないのか?






引退後








17.

  選手生活




引退後の人生の方が長い










 

 

 




   


『速くなっても肝心の大会になると勝てない』

そんな勝負弱い選手の悩みを解決する糸口が、ここには書かれている。

 

ここに書かれているテクニックは、椅子に座って考えた空論ではなく、私自身が競泳を通して試行錯誤し、結果まで確認した確実な事を書いていて、本当は、他人に教えたくないようなテクニックも、文字に出来ることはすべて書いている。

 

30歳、40歳と歳を重ねれば、こんな所を読まなくても誰でも出来るようになる事だが、若い現役選手が、勝利を引き寄せる手法を確立する(自分のスタイルや自分のレースを確立する)のは、とても難しい。

精神面の成熟が足りないがために、『若い体』と『高いテクニック』を活かしきれない事で、うまく結果を引き出す事が出来ず、自分の可能性を低く評価してしまう事が、よくある。

 

私は現役選手時代、とても勝負弱い選手で、

『悩み苦しんだまま引退を早まってしまい、その後10年間も、自分でも何だか分からないモヤモヤとした気持ちを抱えながら生活をしてしまった』

という、渋い経験がある。

 

やり残した事をモヤモヤ抱えながら生活するのは、ダラダラと苦しく、引退から10年後、結局、再び泳ぎ始めた。

その再チャレンジの過程で得た『勝利を引き寄せるテクニック』を、一人で抱え込んでいるだけでは、泳ぐ意味がないので、公開している。

 

また、私が競泳を通して得たテクニックなので、ここには『スポーツの勝利』について書いてあるが、このテクニックは、『日常生活の成功』(受験や仕事など、なんでも)に、そのまま応用できる。

 

例えば、『レース』という言葉を『受験』と置き換えれば、『合格するための勉強方法』や『テスト直前の調整方法』といった事も分かる。

例えば、受験当日や数日前に、問題を解いたり、参考書を詰め込む事は、『不合格になるための戦術』である事が分かる。

合 格したければ、受験日の2週間前までに十分な勉強を行い、受験日までの2週間は体調を整え、それまでやってきた自分の過程を信じられるような心理面を整え る事が一番重要な作業である事が、当たり前のように分かるし、自分の心が勉強から離れないための休息が、前向きな意欲を継続させるのに(合格するために) 非常に重要な事にも気付ける。

日常応用編については、長くなるので、別途記述する。

 

2010.04.30

 




   




   

 

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