重心移動ベクトル化 競泳理論 (6)

〜 スプーン泳法への展開 〜

2010.08.20

  

 

■ 重心移動の新泳法イメージ

『重心をまっすぐ移動させるフォームが、理想のフォーム』である事が分かり、

その理想を実現させるベーステクニックが『伏し浮き』である事も分かった。

 

しかし、『伏し浮きの感覚』を『泳ぎの感覚』と結びつけ、

『泳ぎの中で表現する(伏し浮きテクニックを泳ぎに活かす)』

には、理屈とは別に、『その動作感覚』が必要だ。

 

ここまでして来た話は『不変の理屈』であり、理屈を実現するには(表現するには)、また別のアプローチが必要になる。

 

『理論と動作を結びつける泳ぎのイメージ』と、『そのイメージを実現する動作感覚』だ。

 

 

面倒な事ではあるのだが、『伏し浮きテクニックを速さに繋げて結果に導く苦労』は、『伏し浮き訓練の苦労』とはまた別に、新たにせざるを得ない。

 

『伏し浮きのテクニック』を『泳ぎのテクニック』へ繋げていく話は、旧式のモーターボートイメージに変わる新しい泳法イメージ、

スプーン泳法

で記述する。