マスターズ大会に出よう! (4)

〜 大会の流れ 〜

2010.06.10

  

 

■ 持って行くもの

・ Tシャツ、短パン、ゾウリ
・ プールサイドに置いておける袋
・ 選手表(いらない時もある)

・ 水着、ゴーグル、キャップ、セイム(タオル)
・ お金(1〜2万円)

 

忘れやすそうなものから順に並べた。

 

室内プールの会場は、冬でも暑いので、Tシャツは必須で、意外に忘れてしまうので、注意。

忘れた場合は、会場で売っている事も多いので、記念に買っても良い。

 

レースの時は更衣室で着替えて、そのまま、プールサイドに行く事が多く、脱いだ服をまとめて入れる袋があると、便利だ。

現金の入ったバックは、チームメイトが座っているスタンドに置き、プールサイドへは、泳ぐ時に脱いだ服を入れる袋を用意するわけだ。

 

水着姿を撮影しようとするエロじじーが出没するせいで、最近の大会では、選手表が事前に配られる事も結構ある。

写真を張る必要がある場合もあるので、その場合には、事前に写真を撮って、張ってこよう。

 

選手表が必要な大会の場合、選手表がないと、会場に入れず、レースにも出れない。

ただし、会場でお金を払えば(1000円くらい)、本人確認後、選手表を作ってくれるので、忘れた時は、諦めて帰らずに、入り口にある受付で、忘れた事を伝えよう。

 

お金は盗まれて良い程度、かつ、会場でお買い物が出来る程度に持ってくる。

(マスターズの場合、子供たちの大会と違い、常識ある大人が出場している事や、警備員が配置されていたり、チーム内で固まっていて不審者が目立つ事もあって、現金が盗まれたなんて話は、まず聞かない。水着やキャップといった道具を、間違って持って帰えられる程度の事はある)

 

 

■ 食事

レース当日の食事は、おにぎりやパンといった、消化が良く、すぐにエネルギーとして使える炭水化物を食べ、最低でも2時間以上前には、食事を終わらせておく。

 

胃に食べ物が入っていると、動き難いだけでなく、消化のために血液が胃に集まってしまい、運動に必要な血液が足りなくなって、横腹が痛くなる。

水泳のような短いレースで、横腹が痛くなるような事はあまりないが、食事の直後は、運動に不利なのは明らかで、

英語では『Hungry』という言葉にすらなっていて、日本語では『ハングリー精神』と使われている。

(Hungryの元々の意味は、お腹がすくという意味で、軽くお腹が減ってるくらいの方が、力が出る)

 

小腹がすいた時は、バナナがとても良く、腹持ちが良いのに、胃が重くなり難く、栄養豊富だ。

私の場合は、レース当日の主食はバナナで、腹持ちを考えて、お握りを軽く食べる程度だ。

 

また、試合会場によっては、近くに食べ物屋がない事もあるので、その場合は、家を出る時に準備して持っていく。

 

 

■ 大会全体の流れ

・ 朝8時開門
・ 朝8時〜9時までアップ用にプールを開放
・ 朝9時〜レース開始
・ 夕方レース終了

 

おおよそ、こんな流れで大会が進む。

 

朝の開門からアップするのが理想ではあるが、申し込んだレースが午後からの場合など、朝から行くと待っていて疲れるため、

自分のレースの2時間前までに、会場に到着するように行く。

 

レース順序や、おおよその時間割りは、大会の1週間くらい前までに、各クラブに連絡が行っているので、調べておく。

 

 

■ 本人の1日

試合会場へは、自分で勝手に来て、レースをして、勝手に帰ってよい。

水泳はチームプレーじゃないので、多くのチームでは、ベタベタした関係はあまりなく、みんな勝手気ままに行動している。

不安な人は、知り合いといっしょに行動すると良い。

 

文字で見ると、やる事が多そうに思うかもしれないが、他の人の、

『召集所 〜 レース 〜 退水』

の動きを見れば分かる事で、難しい事は何もないし、間違った事をしても怒られる事はないので、心配ない。

 

役員の人たちも、初心者が多い事は承知済みで、親切な人たちばかりだ。

(役員はみなさん、ボランティアでやっているので、立派な精神の持ち主ばかりだ)

 

 

【会場到着】
・自分のチームのいる所を探して合流
(チームの旗を下げている所も多い)

【アップ】
・1〜2時間前にアップ

【レース待ち】
・選手表が必要な大会は忘れずに持って行く
・更衣室で着替え、そのままプールサイドへ
・自分のレース30分前に召集所に行く
・役員から自分の名前を呼ばれる
・召集所の椅子に座って、出番待ち
・ここで、再度、コースと名前を確認される事もある

【いよいよレース】
・ひとつ前の組がスタートしたら、スタート台の前に行く
・前の組が終わると、笛が鳴る
・スタート台に上がる
・「よーい」で構えて、ピッ(電子音)で飛び出す
・泳法違反に注意してゴール

【退水】
・次の組がスタートするので、プールの中で待つ
・タッチ板には触らない
・次の組がスタートしたら、プールの横から上がる

【ダウン】
・アップ/ダウンプールでゆっくり流す
・更衣室で着替える

【帰宅】
・自分の好きなタイミングで帰宅してよい

(大会で、水着やTシャツ等を安く売る店が出ている事も多いので、良いものが安く手に入る)