マスターズ大会に出よう! (3)

〜 大会に参加するには 〜

2010.06.10

  

 

■ チームに所属する

マスターズ大会に出るには、どこかのチームに所属して、その所属チームから出場する必要がある。

自分が練習しているスポーツクラブに聞いて、そのチームに加えてもらうのが一番簡単だ。

 

すでにチームが存在していれば、お願いするだけで、クラブの人たちが手続きをしてくれるので、簡単だ。

選手登録も、大会の申し込みも、クラブの人がやってくれるので、申し込みで初心者が困るような事はない。

 

大都市圏のスポーツクラブなら、ほとんどのクラブにはマスターズチームが存在している。

関東圏のマスターズ大会は、大会参加人数上限にすぐに達して、申し込みが締め切られるほど盛り上がっているので、マスターズチームがないスポーツクラブの方がめずらしいはずだ。

 

自分のチームを作る事もできるが、チームの登録料もかかるし、マスターズ協会へ申請したりする面倒な事をする初心者は、まぁ、いないだろう。

ただ、知り合いにマスターズチームを持っている人がいたら、そこに所属するという手もある。

 

ちなみに、複数のチームに所属する事はできないので、別のチームに所属したくなったら、移籍申請して移る。

 

 

■ 費用

選手登録料として年間1500円。

1レースに付き1500円が一般的だ。

 

大会によっては、大会参加料を取る大会もあるが、それも1500円程度だ。

 

例えば、初めて50M自由形に出場する場合は、選手登録料1500円と、レース代金1500円で、3000円が一般的だ。

その年の2回目の出場からは、選手登録料はいらないので、レース代金の1500円だけで済む。

 

いずれにしても、とても安い。

 

2種目以上申し込む事も、もちろんできるが、どの大会も参加者が多いので、『1日につき2レースまで』という大会が多い。

2レース申し込めば、当然、さらに1500円が必要だ。

 

 

■ 大会開催時期

1年中、全国で、たくさんの大会が開かれていて、どの地域の大会にでも申し込める。

 

夏でも冬でも関係なくやっているが、マスターズの場合、冬の方が大会が多い。

夏は、小、中、高、大学生たちが競う、日本水泳連盟主催の大会が多いため、冬の方がプールを利用できるからだ。

 

地方だと地理的な要因で、大都市圏のように『隣の県の大会』に安易に参加できない事も多く、実質、年間2大会くらいしかないような地域も結構あるが、

その場合でも、『旅行』だと思えば、遠い地域へ遠征するのも、結構楽しい。

 

各クラブで、1年間の大会スケジュールや、次の大会の締め切り予定が張り出されるので、それを見るか、プールの職員に聞けば教えてくれる。

 

ただ、マスターズ大会は、申し込みの時期がとても早いので、注意が必要だ。

例えば、4月に開催される大会は、申し込みが2月中旬くらいで締め切られる事が多い。