秘密は守らなければならない
外部には決して知られることのない延岡スイミングの選手だけに代々、語り継がれる秘密をついに公開!!(01.06.25写真追加)

決して踏んではいけない
 五ケ瀬側の堤防から降りて延岡スイミングに入るところに大きなコンクリートのマンホールのようなものがある。そこには決して乗ってはいけない。足で踏むなどはもってのほかだ。そこは呪の場所である。キャー!そこの上を歩くと、世にも恐ろしいことが起こる。なんとその日の練習がきつくなる。キョエー!恐ろしく練習のきついことで定評のある延岡スイミングで、さらに練習がきつくなるということは死を意味している。なんと恐ろしい〜。ちなみに私も人生で一度もその上を歩いたことない。おかげでこうして今、生きのびている。おそろしや〜

拝まなければならない
 延岡スイミング前の五ケ瀬川の堤防には石で出来た小さなお地蔵さんの様なものがある。女は、練習の帰りに毎日、拝まなければならない。「男女差別だ」などということは許されない。これは代々女子部員にだけ伝えられている儀式であるため、男である私には理由がわからない。この女子部員の儀式のおかげで延岡SCの練習から生還できたのかもしれない。ありがとう女子部員。

極真空手2段
 
富岡先生は極真空手2段である。恐ろしくてその真実を富岡先生本人に聞いた人物はいない。しかし、選手には語り継がれている。いずれにしても恐ろしく強いのは事実である。これは実話だが、私が中一の夏、県大会の時とまった旅館「おど荘」での出来事。世界最強人物富岡先生に3年生が挑むことになった。メンバーは延岡スイミングでも豪碗で知られる知先輩ら3人である。対決方法は腕相撲である。もちろん富岡先生一人に同時に3人がかりでである。そのとき富岡先生は「まだまだだな」と一言。ぐぃーっと3本の腕を倒してしまった。この恐怖の「まだまだだな」という言葉が以後の私の中学生生活に恐怖を植え付けた。あ〜おそろしや。